ピアノに宿る不思議なスピリット。

2年前にほぼ新車同然で購入した車のウィンカーの電球が切れた。夜間走行距離が多いのであればフロントのライトが切れるというのは納得できるが、真っ直ぐしか走らないアメリカの高速道路が中心で、車線変更も頻繁にしないのに、なぜウィンカーの電球が保証期間を過ぎたと同時に発生するのか、歩留まり、不良部品の多いアメ車の宿命か、、、。

先日ご飯を炊くと芯が残ったようなご飯、8年使用した炊飯器から何か、部品が焦げたような匂いが微かにした。これも3日に一回程度の使用頻度。こちらは日本製の白モノ家電。今の技術であれば内臓タイマーにより意図的に不具合を発生させるプログラムを走らせているのかと疑わざるを得ません。消費大国アメリカに限ったことではないにしても、部品を取り替えたり、修理するよりも技術は日進月歩、新商品に買い換える方が安価で高性能となるという、買い替え市場を喚起することとなる。

そんな中、とある方のご紹介で、ピアノを再生する方の仕事場を訪問する機会に恵まれた。数年、数十年または百年以上も愛用され、なんらかの理由で、長年放置、レストレーションが必要となったピアノを解体、補修を施すというピアノ専門の職人さん。部品には国際統一規格はなく、アメリカ製、ヨーロッパ製、日本製とそれぞれの部品を使用しており、生産中止となったモデルや製造メーカーがもう存在しない場合はその代替部品を探すか、または自作することとなる気の遠くなる、宮大工のような手作業による修復作業。

マスプロダクション製品に囲まれた無神経な私でも、その解体途中のグランドピアノを前にすると、長年オーナーが魂を込めて練習し、多くの人に感動を与えてきた歴史によって染み込められたスピリットのようなふしぎな霊気を肌で感じた。

ビデオは泣いている赤ちゃんがピタッと泣き止むという、別な意味で不思議な効力なを放つ、タケモトピアノのTVCM。

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2 thoughts on “ピアノに宿る不思議なスピリット。

  1. まことさん、神秘的なピアノの話を茶化すつもりはなかったのですが、探偵ナイトスクープも時に、学術的、時に感動の涙を呼ぶと素晴らしい番組、こちらでも毎週欠かさず観ています。

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